民事
※民法570条「売買の目的物に隠れた瑕疵があったちきは、第566条の規定を準用する。」と規定し、「瑕疵」とは、目的物に何らかの欠陥があることをいい、何らかの欠陥があるかの判断は、客観的な当該目的物が通常備えるべき品質・性能が基準のみならず、…
※権利能力のない社団に対しても、当事者能力を有するので(民事訴訟法29条,民事執行法20条)、債権者は社団の構成員全員の総有に属する財産に対して強制執行をすることができるが、その方法が問題となる。 ※この点、権利能力のない社団の構成員の総有不…
※共同相続をめぐる預金口座の取引経過開示請求につき、①金融機関は,預金契約に基づき,預金者の求めに応じて預金口座の取引経過を開示すべき義務を負うこと、②預金者の共同相続人の一人は,共同相続人全員に帰属する預金契約上の地位に基づき、被相続人名義…
※製造物責任法2条2項の「欠陥」とは、「当該製造物の特性,その通常予見される使用形態,その製造業者等が当該製造物を引き渡した時期その他の当該製造物に係る事情を考慮して,当該製造物が通常有すべき安全性を欠いていることをいう。」とされる。※医薬…
最判平成23年4月22日 契約の一方当事者が契約の締結に先立ち信義則上の説明義務に違反して契約の締結に関する判断に影響を及ぼすべき情報を相手方に提供しなかった場合の債務不履行責任の有無 ※民法上には、契約準備段階における当事者の義務について明…
事件番号 平成20(受)1590 事件名 雇用関係存在確認等請求事件 裁判年月日 平成22年10月14日 法廷名 最高裁判所第一小法廷 裁判種別 判決 結果 破棄差戻し 判例集等巻・号・頁 集民 第235号1頁 原審裁判所名 名古屋高等裁判所 原審事件番号 平成20(ネ)308 原…
事件番号 平成25(許)5 事件名 戸籍訂正許可申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件 裁判年月日 平成25年12月10日 法廷名 最高裁判所第三小法廷 裁判種別 決定 結果 破棄自判 原審裁判所名 東京高等裁判所 原審事件番号 平成24(ラ)2637 原審…
事件番号 平成25(受)1420 事件名 遺留分減殺請求事件 裁判年月日 平成26年03月14日 法廷名 最高裁判所第二小法廷 裁判種別 判決 結果 破棄差戻し 原審裁判所名 東京高等裁判所 原審事件番号 平成24(ネ)7255 原審裁判年月日 平成25年03月19日判示事項 精神上…
事件番号 平成25(受)442 事件名 認知無効確認請求事件 裁判年月日 平成26年03月28日 法廷名 最高裁判所第二小法廷 裁判種別 判決 結果 棄却 原審裁判所名 広島高等裁判所 原審事件番号 平成24(ネ)380 原審裁判年月日 平成24年11月29日 判示事項 認知者が血縁…
夫婦相互の日常家事代理権・表見代理 最高裁昭和44年12月18日761条 夫婦の一方が日常の家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方は、これによって生じた債務について、連帯してその責任を負う。ただし、第三者に対し責任を負わない旨を…