基本事項と判例整理

民法94条2項 第三者にあたる事例

民法94条2項 第三者にあたる事例民法94条1項 相手方と通じてした虚偽の意思表示は、無効とする。 2項 前項の規定による意思表示の無効は、善意の第三者に対抗できない。■ 1項 *虚偽表示とは、表意者と相手方と通じてする真意でない意思表示 虚偽表…

居直り強盗と事後強盗の区別

居直り強盗と事後強盗の区別事後強盗(刑法238条) 窃盗が、財物を得てこれを取り返されることを防ぎ、逮捕を免れ、又は罪跡を隠滅するために、暴行又は脅迫をしたちきは、強盗しして論ずる。居直り強盗とは、窃盗に着手後、家人に発見され居直って暴行・…

法人格なき団体の当事者能力 と 関連判例(1)

法人格なき団体の当事者能力 と 関連判例1 基本的概念メモ (1)当事者概念 形式的当事者概念による当事者=訴え又は訴えられることによって判決の名宛人となる者 かつての通説だった実体的当事者概念による当事者=訴訟物たる権利関係の帰属主体(2)形…